オンラインカジノは儲けである配当金額も時に巨額なものになることがあります。
そんな時脳裏をよぎるのが税金です。
このオンラインカジノの税金はどうなるのでしょうか。
さらにその儲けがビットコインだったら余計、分からないはずです。
今回、そんなオンラインカジノの儲け、特にビットコインで儲けた場合にフォーカスします。
さらにオンラインカジノの儲けの税金の考え方、そしてそれがビットコインだった場合の対応、ビットコインのオンラインカジノの税金の申告の仕方についてまとめました。
これを読めばきっとオンラインカジノで、しかもビットコインで儲けが出た場合の税金について理解できるようになります。
それではオンラインカジノで勝った場合の税金の基本的な考え方について紹介していきましょう。
ビットコイン以外での税金は?
オンラインカジノの儲けにも税金がかかります。
ただし、日本のルールでは年間のトータルが50万円を超える入金のケースでの話になります。
例えばオンラインカジノで100万円儲けて、銀行に入金された時点で課税の対象です。
このオンラインカジノの収入の判定はシビアで、一時所得と呼ばれる種類で課税される仕組みになっています。
この計算方法は、
総収入(振り込まれた金額)-「収入を得るために支出した金額」-特別控除額(一年間で最高50万円まで)
が課税対象の金額です。
例えば100万円ふりこまれた場合、支出金額(ベットした総額)が10万円だったとしましょう。
この場合、100-10-50=「40万円」が課税対象となります。
株やFXなどのもうけの場合は、この40万円に無条件で20.315%の税率で課税がされます。
しかし、一時所得となるオンラインカジノの利益の場合は、本業の収入に加えられて計算される仕組みです。
本業の年収が少ない場合は、累進課税が取られるので今回紹介した40万円が20.315%よりも安い課税になります。
しかし、1,000万円以上の高所得の場合は、20.315%よりも高額な税率で課税される可能性があるのです。
こういった仕組みから、オンラインカジノの儲けが50万円以上の場合は税金の支払いが発生することを覚えておきましょう。
そして、株のように一定の税率ではなく本業と儲けの総額によって税率が変化することも知っておいてください。
ちなみに10万円入金して100万円の出金をする過程で、実は80万円の損失をしていたとしましょう。
この80万円は一見100万円を儲けるための経費のように感じます。
しかし、この80万円は一切考慮されず、入金額と出金額のみ見られるということを知っておいてください。
(※オンラインカジノで勝つ為テキストを買ったとしたら、それは「収入を得るために支出した金額」として認められる)
ビットコインで儲けを出した場合の課税
ビットコインで入金し、オンラインカジノで儲けを出した場合の対応は3つあります。
それはビットコインを日本円にして銀行に振り込む、ビットコインをそのまま保有する、そしてビットコインで買い物をするというケースです。
実はこれらの内、税金が発生するのはビットコインを日本円にして銀行に振り込んだ場合のみになります。
つまり、ビットコインで保有している限り税金がかかりません。
その上、ビットコインでオンラインカジノの報酬を受け取ってECサイトや家電量販店などで買い物をしてしまえば課税はかからないのです。
ただし、注意が必要な点として、保有しているビットコインを利用した場合は課税対象になります。
イーサリアムなどの別の仮想通貨に交換したり、ビットコインの運用としてレンディング(貸付)をしたり為替差益が出た場合です。
こういった場合は、一時所得と見なされ、利益が出たタイミングの日本円に換算した場合の評価額が課税の対象です。
このようにビットコインであっても日本円にしたり、日本円の利益が発生しうるケースでは課税対象になってしまいます。
そのため、もし高額なビットコインの儲けが出てしまったら、少しでも日本円の利益が多く出るタイミングで日本円にして出金するといった対応が良いかもしれません。
ビットコインで儲けが出たら
オンラインカジノでビットコインの儲けが出たら、日本円にした時点で50万円を超えていた場合に課税されます。
しかし、50万円相当を超えるどうしても課税されたくないという場合は、ひたすらビットコインを保有するか、買い物で全て使ってしまうというのが理屈の上では課税の対象になりません。
それでもいずれは日本円にする時がやってくるので、1年のトータルが50万円に満たない範囲で少しずつ出金するなどの地道な課税の回避などを行う必要があります。
ただ、可能であれば先ほど触れたとおり利益が最も出そうなレートの時に日本円にして、納税するのがおすすめです。